ブレンデッドウイスキーで、安くてスモーキーさを愉しむことが出来る定番銘柄があります。
今回はティーチャーズ ハイランドクリームをご紹介します。
ティーチャーズ?先生たち?と思った方、ティーチャーズは創業者の名前から取られていますよ!
どんなウイスキーなの?
お値段は?
おすすめの飲み方は?
実際の感想は?
この記事を読むことで、これらの疑問にお答えします!
ティーチャーズ ハイランドクリームの説明
基本情報
名称 | ティーチャーズ ハイランドクリーム |
会社 | サントリーホールディングス |
分類 | ブレンデッドスコッチウイスキー |
原材料名 | モルト、グレーン |
キーモルト | アードモア |
容量 | 700ml |
アルコール分 | 40% |
参考小売価格 | ¥1,610(税別) |
ティーチャーズってどんなブランド?
ティーチャーズはスコットランドで作られるブレンデッドスコッチウイスキーです。
キーモルトはスコットランドの北、ハイランドに位置するアードモア蒸溜所で作られるアードモアモルトが使われています。
ティーチャーズブランドは、創業者のウィリアムティーチャーによって約200年前に誕生しました。
試行錯誤の上、1860年にティーチャーズブランドの代名詞となるティーチャーズハイランドクリームが発売されました。
その後ウィリアムティーチャーの息子2人、ウィリアム・ジュニアとアダムによってティーチャーズは世界へ広がっていきます。
1898年にはより安定的にティーチャーズを作り出すために、アードモア蒸溜所が設立されます。
現在に至るまでアードモアがキーモルトとして使われ、ライトリーピーテッドのフレーバーが特徴です。
ティーチャーズブランドはサントリーが所有しており、アジアはもちろん、インド市場でかなり売れているそう。
最近のCMでは女優の森田望智さん、以前は俳優の大泉洋さんが出ていました。
豆知識ですが、ウイスキーの取っ手があるコルクを発明したのは実はティーチャーズなんです!
(そのくせ今のティーチャーズはスクリューキャップですがね笑)
ラインナップには、定番のハイランドクリーム、日本限定のセレクト、ロイヤルハイランド12年、20年があります。
どんなウイスキー?
ハイランドモルトであるアードモアモルトをキーに、多数のモルトウイスキーを使用。
こだわり抜いたモルトウイスキーのブレンド比率を高めることにより、独特のさわやかなスモーキーフレーバーを持ち合わせたウイスキー。
グレーンウイスキーは原料がトウモロコシのもの2タイプ、そして小麦1タイプの3種をブレンドに使用している。
160年以上、ブレンドの技を伝承しつづけ、その香味づくりはブレンデッドスコッチの王道と呼べるものである。
製品紹介 | ティーチャーズ | サントリー (suntory.co.jp)
ティーチャーズ ハイランドクリームは、ティーチャーズの定番銘柄です。
ちなみに「ハイランド」はスコットランドの北部地域の名称、「クリーム」は精華や真髄の意味でつけられています。
ティーチャーズはスコッチウイスキーなので、法律上最低3年以上熟成がされています。
ブレンデッドウイスキーの中でもモルト比率が約45%と高いこと、グレーンにもこだわりがあることが特徴です。
希望小売価格は700mlで1,610円となっていますが、お店によってはもっと安く1,000円以下で売られているのも見かけます。
破格の安さですがしっかりとピートを焚いたモルトを使われているので、スモーキーさを感じることが出来ます。
公式でも一番おすすめされている飲み方はハイボールで、爽やかなスモーキーさを愉しむことが出来ますよ。
ボトル容量はたくさん種類があり、700ml、1000ml、1800ml、2700ml、4000mlがあります。
また2024年5月28日にはティーチャーズ ハイランドクリームのハイボール缶も発売されて話題になっています。
ボトルも安いですが缶ハイボールはもっと試しやすくていいですね。
⇒製品紹介 | ティーチャーズ | サントリー (suntory.co.jp)
公式テイスティングノート
香り | 味わい | 余韻 |
---|---|---|
スモーキー・熟したリンゴ・洋梨 | 甘い穀物様のコクとシルクのような優しい風味 | 豊かな風味の爽やかな余韻を残しゆっくりと去りゆく |
ティーチャーズ ハイランドクリームのオススメ動画3選
個人的オススメ動画3選をご紹介します。
全体的に安くてしっかりしてるという意見が多め!
日本限定のセレクトとの飲み比べ動画も結構ありました。
実際に飲んでみた感想
ストレート
香りはリンゴや洋ナシのようなみずみずしいフルーツ香が漂い、甘いです。
公式テイスティングノートにはスモーキーな香りとありますが、正直ほぼ感じませんでした。
口に含むとアルコールの刺激がほどほどにあり、モルトのコクや香ばしさが広がります。
やっぱり香りであったように味もしっかり甘めですね。
ただし味のパンチはそこまでありません。モルト比率高めなのに意外です。
余韻はアルコールのピリ付きとほのかにスモーキーさが残りますが、そこまで長くありません。
思っていた以上にストレートでも美味しいウイスキーです。
ロック
香りは弱くなりつつもリンゴの香りがあります。
飲むとさらに角が取れてまとまりがあり、ブレンデッドらしい優しい味わいになります。
甘さが少し控えめな蜂蜜を溶かした水を飲んでいるようなイメージ。
微かなスモーキーさがあるようなないような。
ロックで飲むには悪くはないけど物足りないかもしれません。
ハイボール
香りは爽やかで微かなモルト香。
味わいはさっぱりとしておりまろやかで、甘さもかなり収まっています。
「心地よいスモーキー」とある通り、炭酸の刺激が落ち着く中盤から後半にかけてスモーキーさが出てきて消えていきます。
後に残りすぎないのも飲みやすさを強調してしますね。
スモーキーなウイスキーを飲み慣れている方は全然感じないと思いますが、初心者にはちょうどいいと思います。
まさに食中酒にピッタリなハイボールです。
オススメの飲み方
ストレートが捨てがたいけど、やっぱり公式イチ押しのハイボール!
じっくり飲むというより食事に合わせて飲むすっきりハイボールがいいですね。
ただストレートで味わうとハイボールからはガラッと印象が変わり、結構自分好み。
ハイボールしか飲んだことない人はぜひストレートでも飲んでみてください。
クリームという名前からの印象でまろやかさが引き立ちます(笑)
ネット上の口コミ
Amazon商品レビュー抜粋
- ピートの香りが効いて香り高いウイスキー
- ストレートでもおいしいし、ハイボールにするとまろやかさがあって飲みやすい。普段飲みに。
- あまりクセがないので飲みやすいと思う
- 薫り良し、口に含んだ時の風味も癖なく美味しかった
- こんなに相性がピッタリのお酒に出会えたことに感謝
- 900円でこの味は非常にコスパに優れてる
- 近辺の価格帯のウィスキーの中では、ずば抜けて好き
- 安くてハイボールにキレがでる
- ハイランドクリームはスパイシーなウイスキーが好きな庶民の味方
- 独自の味わいの中、ストレート、ロック、ハイボール と色々な楽しみ方ができる
まとめ
今回はティーチャーズ ハイランドクリームをご紹介しました。
スモーキーさを特徴としているウイスキーの中では破格の安さで圧倒的なコスパです。
食中酒・常飲酒として自宅に1本は置いておきたいウイスキーです。
ハイボールを一番おすすめとしましたが、ぜひストレートも飲んでみてください。
予想以上に美味しいと思う方は多いはず!
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