ボトルが蜂蜜のようで特徴的な、アメリカの有名なクラフトウイスキーがあります。
今回はメーカーズマークをご紹介します。
サントリーが売っていることもあり、どこでも見かけるくらい日本でも有名です。
どんなウイスキーなの?
お値段は?
おすすめの飲み方は?
実際の感想は?
この記事を読むことで、これらの疑問にお答えします!
メーカーズマークの説明
基本情報
名称 | メーカーズマーク |
会社 | サントリーホールディングス |
分類 | バーボンウイスキー |
原材料名 | グレーン、モルト |
キーモルト | – |
容量 | 700ml |
アルコール分 | 45% |
参考小売価格 | 約¥3,400(税別) |
メーカーズマークってどんなブランド?
メーカーズマークはアメリカケンタッキー州のメーカーズマーク蒸溜所で作られる、バーボンウイスキーです。
蒸留所の起源は1780年にサミュエルズ家がウイスキーづくりを始めたことですが、1920年~1933年の禁酒法で操業を停止します。
1951年に世界で評価されるバーボンウイスキーを目指し、蒸溜所を改良します。
この時170年の歴史あるレシピを燃やして、心機一転してウイスキーづくりを再スタートします。
そして1959年に生まれたのがメーカーズマークという商品です。
メーカーズマークは小さな蒸留所、少量生産ならではのこだわりぬいた、クラフトウイスキーです。
公式に”6回の夏を過ごして熟成”と書かれているため、6年熟成されたウイスキーとなります。
メーカーズマークには主な特徴が3つあります。
- ①こだわりのマッシュビル(冬小麦の使用)
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バーボンウイスキーは50%以上のトウモロコシに大麦とライ麦を原料とすることが多いです。
しかしメーカーズマークはトウモロコシ70%、大麦14%、そして冬小麦を16%使用と、ライ麦を使いません。
ライ麦を使用しないため刺激が抑えられ、冬小麦によりまろやかな風味と味わいを生み出しています。
- ②ボトルネックの赤い封ろう
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一目見てメーカーズマークと分かる一番の特徴は、ボトルネックの赤い封ろうです。
これは200℃の蝋に、手作業で約3秒間ディッピングすることでできています。
手作業のため同じ商品でも全く同じ見た目のものはありません。
メーカーズマーク蒸溜所に行けば、このディッピング体験ができるそうです。
- ③樽のこだわりと苦くならない工夫
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バーボンウイスキーは熟成に使うホワイトオーク樽の内側を、火入れ(チャ―)が必須です。
メーカーズマークはこの焼き加減を焼き尽くす手前の「レベル3」と決めています。
均一な焦げ目にすることでバニラの甘みをを引き出しています。
さらにチャ―する前にホワイトオークを9カ月自然乾燥することで、樽の苦さが移らない異様にしています。
また熟成庫では温度の高い最上段が苦くなってしまうのですが、定期的に樽の席替えをすることで熟成を均一にしています。
手作業で樽移動、ディッピングなどかなり手後込んでいますよね。
ラインナップには定番のレッドトップ、46、カスクストレングス、ミントジュレップなどがあります。
どんなウイスキー?
ケンタッキーの小さな蒸溜所から生まれる、唯一無二のクラフトウイスキー
メーカーズマークが他のバーボンと一線を画しているのは、ライ麦の代わりに冬小麦を使う点にあります。
冬小麦由来のやさしいまろやかさと絹のようにしなやかな口当たり。
ふっくらとした甘みと香ばしさが特徴の味わいは、すべて手づくりで丁寧に仕上げられています。
ラインナップ|クラフトウイスキー メーカーズマーク サントリー (suntory.co.jp)
メーカーズマークの定番ラインナップであるレッドトップ。
日本ではどこのスーパーでも置いてあるくらい、有名なウイスキーです。
6年熟成のバーボンウイスキーで、冬小麦が使われることで柔らかな甘さが特徴。
アルコール度数は45℃と少し高めで、メーカー希望小売価格は3,400円と手は出せるお値段です。
サイズは多様で、50ml、200ml、350ml、700ml、1,000mlがあります。
また父の日や年末には、サントリー公式ページから名前入りのラベルを抽選で作れるキャンペーンもしています。
グラスやタンブラーなどがセットになったギフトセットもよく売られているので、気になる方はチェックしてみてください。
⇒ラインナップ|クラフトウイスキー メーカーズマーク サントリー (suntory.co.jp)
公式テイスティングノート
香り | 味わい | 余韻 |
---|---|---|
オレンジ ・ハチミツ・バニラ | なめらかでバニラを中心に複雑で繊細・ふっくらした小麦由来の甘み | 柔らかく、しなやかな印象がつづく |
メーカーズマーク レッドトップのオススメ動画3選
個人的オススメ動画3選をご紹介します。
特に蒸溜所の映像は工場見学してるようでかなり新鮮!
必見です!
実際に飲んでみた感想
ストレート
香りはかなり甘く、バニラとメープルのニュアンスが全面に出ます。
微かにオレンジなど爽やかな柑橘系の香りもあります。
口に含んだ瞬間は逆にオレンジやレモンのような柑橘の味がでてきて、意外と甘すぎません。
2口目や3口目と舌が慣れてくると柔らかい甘さを感じるようになります。
アルコール45%のため全体的にピリ付きはあります。慣れていれば気にならないです。
余韻は軽い樽感があります。渋さは比較的弱いです。
あまりストレートで飲むことはありませんでしたが、アルコール感さえ慣れれば結構おいしいです。
ロック
香りは甘いバニラが強いまま。
飲むとストレートで感じた全体的なアルコールのピリつきがかなり軽減されています。
冷やされる分飲み口がさらに滑らかになり、お酒を飲むというより水を飲んでいるくらい飲みやすくなりました。
飲んで中間くらいはストレート以上にハチミツのような甘さを感じ、段々と柑橘系+樽感のニュアンスに変化します。
バーボンは癖があって苦手という方にも是非試していただきたい飲み方です!間違いない。
ハイボール
香りは柑橘系が強くなりました。
味は甘さも少しありますが、香りの通りオレンジのような柑橘系のさっぱりした味です。
ストレート・ロックとは打って変わり、かなり爽やか目な味わいです。
また後味は少し苦めでキリっとしており、すぐ次の一杯に手が伸びてしまいます。
余韻はほぼないので飲みやすいですが、じっくり楽しみたい人ではなく料理と合わせるのいいかもしれません。
公式ではオレンジピールを軽く絞るメーカーズクラフトハイボールがオススメされていました。
普通のハイボールで物足りなかったらオレンジやライムを絞ると、メーカーズマークの華やかさがより際立ちますね。
オススメの飲み方
ロックが一番楽しみながら飲めます!
アルコールのピリつきが大丈夫ならストレートもかなり楽しめますし、ハイボールはかなり毛色が変わってさっぱりしてました。
甘いのが好きならストレートorロック、さっぱり爽やかなものが好きならハイボールをお試しください!
ネット上の口コミ
Amazon商品レビュー抜粋
- 濃厚で香り高く、本当に美味しい
- まろやかで、柔らかく優しい味
- バーボンで一番美味しい
- お湯割りにした際に薄くならずしっかりと味を感じられる
- 爽やかなんだけど味がある
- 甘くてクセがなく、癒やし系と感じた
- オレンジやハチミツの香りが口いっぱいに広がるうまさはコスパ最強
- 強いクセなどなく、飲みやすく、香りのよいバーボン
- フルーティーな香の甘さが程よく楽しめる
- お値段に対しては十分美味しいウイスキー
まとめ
今回はメーカーズマーク レッドトップをご紹介しました。
見た目の印象で甘さが強く出がちですが、華やかで飲みやすさが隠れた特徴のウイスキーです。
個人的には3,000円台くらいまでが気兼ねなく常飲できる価格帯なので、常に置いてありロックでゆっくり楽しんでいます。
意外と探して見ると2,000円台で売られていることも目にしますね。
ボトルがかなり可愛いウイスキーの代表格なので、ぜひ1本お家に置いてみたらいかがでしょうか。
またYoutubeや公式ページのこだわりを調べながら飲むとよりおいしく感じられますよ!
コメント
コメント一覧 (1件)
Very interesting points you have remarked, appreciate it for putting
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