カナディアンウイスキーでもっとも有名で、すっきり飲みやすいウイスキーがあります。
今回はカナディアンクラブをご紹介します。
頭文字をとって通称C.C.と呼ばれていますよ!
どんなウイスキーなの?
お値段は?
おすすめの飲み方は?
実際の感想は?
この記事を読むことで、これらの疑問にお答えします!
カナディアンクラブの説明
基本情報
名称 | カナディアンクラブ |
会社 | サントリーホールディングス |
分類 | カナディアンウイスキー |
原材料名 | グレーン、モルト |
キーモルト | – |
容量 | 700ml |
アルコール分 | 40% |
参考小売価格 | 約¥1,680(税別) |
カナディアンクラブってどんなブランド?
カナディアンクラブはカナダのオンタリオ州ウィンザーの蒸溜所で作られる、カナディアンウイスキーです。
カナディアンウイスキーは世界5大ウイスキーのうちの一つですが、売られている銘柄はかなり少ないです。
中でも最も有名なのが、カナディアンクラブです。
1856年にハイラム・ウォーカーによってカナダに蒸溜所が建てられ、1858年にカナディアンクラブが生まれました。
1858年時点ではアメリカ東部の社交場「ジェントルメンズクラブ」で人気を得たことから「クラブ・ウイスキー」という名前で売られていました。
そして2年後の1890年に、隣国のアメリカがアメリカとカナダのウイスキーを区別するために法律が制定され、今のカナディアンクラブという名前に変更されました。
1900年ごろには偽物が出回るほど人気を博して世界へ広まり、日本には1909年に初めて輸入されています。
アメリカでは1920年から1933年まで禁酒法が施工されており、隣国カナダからカナディアンクラブが密輸され、さらに人気を得ていきました。
カナディアンクラブはトウモロコシやライ麦、大麦麦芽などを原料とし、最低3年以上熟成がされています。
特にこのライ麦がカナディアンクラブ特有の軽やかな香り、すっきりした味わいを出しています。
カナディアンウイスキーと言ったらC.C.!
ラインナップには、定番のカナディアンクラブ、ブラックラベル、12年、20年があります。
どんなウイスキー?
世界各国のウイスキーファンがカナダのウイスキーといえば「C.C.」を思い浮かべる。
そのボトルがこれです。
ライ麦主体のフレーバーウイスキーによる軽やかで華やかな香りを持ち、ライト&スムースな風味が特色です。
カナディアンクラブ 700ml瓶 商品情報(カロリー・原材料) サントリー (suntory.co.jp)
カナディアンクラブは日本で一番よく見かけるカナディアンウイスキーです。
甘い中にもかなりすっきり軽やかなウイスキーとしても有名です。
ベースはトウモロコシ主体なのですが、ブレンドするフレーバリングウイスキーにこだわりがあり、濃厚でリッチな香味を生み出しています。
希望小売価格は1,680円ですが、ネットやお店など実売価格はもっと安く売られており、1,000円ちょっとが多いです。
ISC2016(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)では金賞を受賞しています。
ネットではペットボトル容器に入った1750mlの大容量C.C.も売られています。
⇒カナディアンクラブ サントリー (suntory.co.jp)
公式テイスティングノート
香り | 味わい | 余韻 |
---|---|---|
キャラメル・バニラ・スパイス | デリケート・スムース・メロー・ほのかにオークとバニラ | クリーンでドライでありながら、やわらかいオークの感覚 |
カナディアンクラブのオススメ動画3選
個人的オススメ動画3選をご紹介します。
俺のモルトさんのみかんって意見がわかりやすい!
実際に飲んでみた感想
ストレート
アルコール臭は結構強めですが、ゆっくり嗅ぐと甘いバニラの香りがします。
みかんのような甘酸っぱい果物のようなフルーティさも感じます。
口に含むとすぐは甘いですが、そのあとにアルコールの刺激と樽感が強く出ました。
余韻は比較的長めのアルコールのピリ付き、樽感の方がだんだんと強く出てきてビターです。
私は嫌いではありませんが、初心者には苦みと刺激であまりオススメしません。
ロック
香りは優しいバニラになります。
アルコール臭はありません。
飲んでみるとストレートよりも酸味を感じるようになりました。
みかんもそうですが、ヨーグルト菓子のような爽やかさも感じます。
口に含んだ瞬間の味が一番さっぱりしていておいしく感じました。
余韻は優しいアルコール臭(ピリ付きは無し)と樽感がありますが、そこまで残りません。
ストレートのアルコールのきつさがない分、かなり飲みやすくなっていると思います。
ハイボール
公式でもオススメされている飲み方がハイボールです。
香りはかなり爽やかですが、バニラの香りもほとんど感じません。
飲んでみてもほとんどアルコールを感じず、少しフローラルな炭酸水といった感じ。
余韻もほぼ残らず、すっきりさっぱり。
ただの炭酸水と言って出されたら、酔ってると多分気付きません。
個性は無いですが、飲みやすさ№1です。
炭酸割りではなく炭酸ジュースで割っても喧嘩せずに飲むことが出来ると思いますよ。
オススメの飲み方
味わうならロックが一番好き!
ハイボールは個性がないですがとにかく飲みやすくて、どんなアレンジも合いそうです。
公式のジンジャーエール割り、クランベリージュース割りも美味しそうです~
ネット上の口コミ
Amazon商品レビュー抜粋
- 気分やお料理の味を邪魔しないところがお気に入り
- 値段以上の価値ある酒
- 低価格でありながらクセもなく、いたってノーマル
- 食中酒に相性がいい
- 香りが特徴で、樽で熟成させる木材の香りを楽しむ「本来の」ウィスキー
- 香りとやさしい舌触りが好き
- ハイボールにした時にはクセの少ない麦の香が広がる
- 毎日ロックでガンガン飲める
- 水割りでもハイボールでも飲みやすく価格もお手ごろ
- スッキリした口当たりで、匂いもキツくない
まとめ
今回はカナディアンクラブをご紹介しました。
ストレートで久々に飲んでみたら、意外と飲めてしまってびっくりしました。
いろんな炭酸ジュース割りでも楽しめるので、意外と無くなってしまいます(笑)
でもかなりリーズナブルなので、ごくごく飲んでも大丈夫。
私のような庶民の味方です。
そして個人的に飲みやすくてかつ爽やかな香りと味が楽しめたロック、ぜひお試しくださいね。
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