ブラックニッカシリーズの一つで、ディープブレンドと対をなす赤。
今回はブラックニッカ リッチブレンドをご紹介します。
ウイスキーに甘さを求める人にはかなりオススメ!
どんなウイスキーなの?
お値段は?
おすすめの飲み方は?
実際の感想は?
この記事を読むことで、これらの疑問にお答えします!
ブラックニッカ リッチブレンドの説明
基本情報
名称 | ブラックニッカ リッチブレンド |
会社 | ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) |
分類 | ブレンデッドウイスキー(一部輸入原酒を使用) |
原材料名 | モルト、グレーン |
容量 | 700ml |
アルコール分 | 40% |
参考小売価格 | ¥1,330(税別) |
ブラックニッカってどんなブランド?
1956年に竹鶴政孝が初代ブラックニッカを世に送り出したのが始まりです。
1959年にはブラックニッカの顔である髭のおじさん「KING of BLENDERS」が登場し、現在に続きます。
ノンピートモルトやカフェグレーンをブレンドに使用し、飲みやすいウイスキーの地位を確立。
ラインナップにはブラックニッカクリア、リッチブレンド、ディープブレンド、スペシャルなどがあります。
どんなウイスキー?
シェリー樽で熟成を重ねたモルトウイスキーと、樽熟成したグレーンウイスキーを使用した、ロックにぴったりの甘い香りとなめらかなコク、おだやかな余韻が心地よいブレンデッドウイスキーです。
甘くやわらかい樽の香りと、フルーティーで華やかな香りが広がります。
シェリー樽原酒をキーモルトとして、カフェグレーンを調和させた、スムースな口当たりと、飲みやすさの中にもコクがしっかりと感じられる味わいが特徴です。
ブラックニッカリッチブレンド | ウイスキー・ブランデー | 商品情報 | アサヒビール (asahibeer.co.jp)
ブラックニッカ リッチブレンドは2013年に発売されました。
実は2022年に現在の赤のパッケージにリニューアルされています。
以前までは黒のラベルで、味わいの濃さが伝わってくるデザインでした。
公式HPより、シェリー樽で5年~8年ほど熟成されたモルト原酒を中心に使われているようです。
またリッチブレンドには期間限定品も2種類発売されていました。
①.2018年数量限定発売:ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー↓
②.2019年数量限定発売:ブラックニッカ リッチブレンド コンフォートアロマ↓
リッチブレンドはハイボールブームの中、ロックで飲むことを強く推奨しているウイスキーです。
ブラックニッカリッチブレンドの特徴は、大きく3つあります。
- 珍しいロックを推奨するウイスキー
- 1,000円ちょっとのお手軽価格
- 全体的に優しい甘さ
ロック好きとしてとてもありがたいコンセプト&お値段。
味わいや香りは柔らかいですが、キーモルトである宮城峡モルトのフルーティさが感じられます。
ピート感も無く貴重なシェリー系ウイスキーなのでウイスキー入門にオススメです。
好きなウイスキーだと判明したら、4Lペットボトルだと700mL換算で1,000円切るので最安です。
⇒ブラックニッカ リッチブレンド|商品紹介|NIKKA WHISKY
公式テイスティングノート
香り | 味わい | 余韻 |
フルーティーで華やかなモルト香と、甘くやわらかな樽の香り。 | スムースな口当たり、シェリー樽モルトとカフェグレーンが調和したスイートな味わい。 | ドライフルーツのような果実香とおだやかな樽香の余韻。 |
ブラックニッカリッチブレンドのオススメ動画3選
個人的オススメ動画3選をご紹介します。
最近ラベルが変わったため、新旧飲み比べ動画がまあまあ多いかも。
実際に飲んでみた感想
ストレート
香りは桃のように甘く、アルコール感は控えめです。
ブラックニッカの中ではストレートでも万人受けする味です。うまい。
しかもドカンとした甘さ絵はなく優しめな甘さ。
これはカフェグレーン由来の穀物の甘さだと思います。
後味はかなりすっきりしており、余韻は短くすっと消えていきます。
ロック
ロックで冷やされることで宮城峡のフルーツのような香りが広がります。
口に含んでから飲み込むまでの渋さはシェリー樽由来ですね。
後味のアルコール感は結構残るので、苦手な人もぼちぼちいるかも。
公式でもあるように甘さが変化するので、楽しみながら飲むことができます。
ハイボール
多少甘い香りがしますが、全体的に味と香りが弱くなってしまいます。
炭酸で特徴が薄くなりました。
ごくごく飲める爽快感を求めるならありです。
公式漫画にあるように、最後に上にスプーン一杯分リッチブレンドを浮かべると、香りを楽しめます。
水割り
飲んでいるときや飲み切った時の渋さが消えます。
シェリー感が無くなりますが、飲みやすくてありだと思います。
ドライフルーツのオレンジのような感じもしました。
ロックで氷が解けていくと、水割りのようにさらに飲みやすくなっていきますね。
ロックで飲めない方にはオススメです。
オススメの飲み方
個人的にはストレートが一番おいしく飲めた!
次は公式もオススメしているロック。
ロックという飲み方が一番好きな私ですが、リッチブレンドは冷やすと後味に癖があります。
アルコールも比較的高くないので、味わって飲むならストレートが好きでした。
ブランドページを見ながらのロックも、一度は試してみると面白いですよ。
ネット上の口コミ
Amazon商品レビュー抜粋
- 安いですが、飲み易い
- ニッカ伝統の拘りあるピート臭とカフェグレーンの相性が絶妙でクセになる
- 味わいは滑らかで、まるで味蕾にジャズのメロディが広がるかのよう
- クリアよりウイスキー要素を残していて「ああ、自分はウイスキーを飲んでるな」と感じる事ができる
- ウィスキー好きが飲める味としては最低ラインを確保していて、クリアなどに比べればかなり良好
- ロックで飲むならクリアよりリッチが美味しい
- もう600~700円のウイスキーには戻れません
- 安価な割に安定した旨さで気に入っている
- ライバル会社のウヰスキーに隠れて目立たないが、味は同等以上、価格は2割安
- ほんのり甘くて初心者、毎日飲みにはいい
まとめ
今回はブラックニッカ リッチブレンドをご紹介しました。
公式推奨のロックですが、後味の渋さ・えぐみは好き嫌いが分かれそうと感じました。
初心者がウイスキーを飲むには、まずはストレートでちびちび飲むのがオススメですよ!
買いやすいので興味が出てきたらぜひお試しあれ!
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